プレイヤーのスコア【詳細】

program

2024.11.18

# プレイヤーのスコア
scores = [
    {"name": "Alice", "score": 150},
    {"name": "Bob", "score": 200},
    {"name": "Charlie", "score": 100}
]

# スコア順にソート
sorted_scores = sorted(scores, key=lambda x: x["score"], reverse=True)

# ランキング表示
for rank, player in enumerate(sorted_scores, start=1):
    print(f"{rank}位: {player['name']} ({player['score']}点)")

このコードは、複数のプレイヤーのスコアを管理し、それをスコア順にソートした後、ランキング形式で表示するプログラムです。以下、各部分を詳しく説明します。

1. プレイヤーのスコアのデータ構造

scores = [
    {"name": "Alice", "score": 150},
    {"name": "Bob", "score": 200},
    {"name": "Charlie", "score": 100}
]

内容：scores はリストで、各プレイヤーのスコアを辞書形式で格納しています。
- 各辞書には2つのキーがあります：
  - "name"：プレイヤーの名前（例: “Alice”）
  - "score"：プレイヤーのスコア（例: 150）
このデータは、ランキング計算の対象となります。

2. スコア順にソート

sorted_scores = sorted(scores, key=lambda x: x["score"], reverse=True)

sorted()関数：
- リストをソートする関数です。この場合、scores リストをスコア（"score"）の値に基づいてソートします。
key=lambda x: x["score"]：
- ソートの基準を指定しています。ここでは、各辞書の中の "score" の値を基準にしています。
reverse=True：
- 降順（大きい順）にソートします。これにより、スコアが高い順に並びます。

ソート後の内容：

ソートされた sorted_scores は次のようになります：

[
    {"name": "Bob", "score": 200},
    {"name": "Alice", "score": 150},
    {"name": "Charlie", "score": 100}
]

3. ランキング表示

for rank, player in enumerate(sorted_scores, start=1):
    print(f"{rank}位: {player['name']} ({player['score']}点)")

enumerate()：
- リスト sorted_scores をループ処理しながら、インデックス（ランキングの番号）を一緒に取得します。
- start=1 を指定することで、インデックスが0ではなく1から始まります（1位、2位、3位…と表示するため）。
f"{rank}位: {player['name']} ({player['score']}点)"：
- フォーマット文字列を使ってランキング結果を整形して表示します。
- 各要素の rank（順位）、player['name']（名前）、player['score']（スコア）を埋め込んでいます。

実行結果

実行すると、次のようにスコア順に並んだランキングが表示されます：

1位: Bob (200点)
2位: Alice (150点)
3位: Charlie (100点)

まとめ

このコードは次の流れで動作します：

プレイヤーのスコアを格納したリストを用意。
スコア順に降順ソート。
ソート後、ランキングとして順位、名前、スコアを整形して表示。

非常に汎用的なコードで、ゲームのランキング表示や、コンペの順位付けなどに応用できます！